人生は一度きりと思って転職自分で決めた道を邁進中！

路線バス・高速バス　運転士

N.T. / 2001年入社

入社を希望した理由を教えてください

人生は一度きりと思って転職を決めた時、子どもの頃から好きな車に関わる仕事をしようと決めました。27歳の時です。最初に考えたのがタクシーの運転手でした。まず、普通自動車２種免許を取ろうと思いました。親戚に話すと、「免許を取るなら、タクシーにもバスにも乗れる大型二種がいいと思う」と背中を押されました。それから運転免許センターに通って大型二種を取りました。すると今度は、知り合いの方から「今、福島交通で募集しているから受けてごらん」と、勧められて。応募して合格しました。昔は、募集が年一回でしたので、本当にタイミング良く願いを叶えることができました。
仕事はすぐに慣れましたか？

バスは、教習の時に乗りましたが、それ以外は乗用車しか乗ったことがなかったので最初は、もちろん慣れないですよ。でも、全体講習の後に、見習い期間みたいな形で、指導教員が私の運転を見守ってくれるんです。そこで「あれはダメ」とか、「ここはこうしたほうがいい」とか…都度都度、教えていただけたので大丈夫でした。今は、人を育てるシステムがもっと手厚くなっていて最初に路線バスを習って、数年後に高速バスを習うというスタイルなので心配無用です。
仕事内容と魅力について

路線バスと高速バスを担当しています。高速バスは福島県内でしたら会津若松、いわきなど。県外ですと仙台、新潟のほかにも新越谷や新宿など東京方面にも行きます。仕事の魅力は、やはりいろいろなお客様に出会えることですね。路線も、高速も降りる際に「ありがとうございました」といわれると、時間的には不規則な仕事ですが、報われた気持ちになるというか、毎回この仕事に就いてよかったと思います。二つ目は、運転席から見える風景です。車が好きで、運転が好きで、好きなことを仕事にできただけでなく、大きなバスっていうのは本当に見晴らしがいいんです。普通自動車や歩いているのとは違う目線になります。常に安全運転ですが、そうした中でもおだやかに進んでいく四季折々の雰囲気を、フロントガラスいっぱいに感じながら仕事ができます。あぁ…紅葉が始まったなぁとか。遠くの山に雪が積もったなぁとか…そういうのはありますね。
入社を希望する皆さんへ

何かあったら自分の責任という点でバスの運転士は、緊張感があります。ただ、すべて1人なのでその分、やりやすいみたいなのもあります。今は、デバイスを使ってのキャッシュレス決済やバスロケーションシステム※など、私たちの仕事の分野でもDX化というか、新しいサービスが始まっています。EVバスも導入されます。変革期を間近にできるチャンスでもあります。バスの運転が未経験でも大丈夫。取得費用を全額会社が負担する大型二種免許取得応援制度もあります。私みたいに自分の“好き”なことを、仕事にしてみませんか？　待っています。 ※GPS等を用いてバスの位置情報を収集し、バス停の表示板や携帯電話、パソコンに情報提供するサービスのこと